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マージービートを聴く 4 [音楽]

ビートルズのアメリカでの成功をキッカケに、「俺たちもアメリカで一旗揚げようや」という
マージービート・グループがどんどん現れた。
ビートルズほどの大成功ではないにしろ、その次に成功したと言えるグループが
ハーマンズ・ハーミッツ:HERMAN'S HERMITS だ。
彼らはマンチェスター出身で、正しくマージービート・グループとは言いがたいのだが
ブリティッシュ・インヴェイジョンの波にのり、アメリカで成功を収めることができた。

アメリカで売り出す前に、すでにアニマルズ等を手がけた名プロデューサーのミッキー・モストと
契約、ボーカルのピーター・ヌーンの爽やかイメージを全面に出したアイドル・グループとして
売り出そうということになった。
デビュー曲はキャロル・キング&ジェリー・ゴーフィン作の「I’m Into Something Good」で、
ポップで爽やかなこのナンバーにより、全英№1を獲得。アメリカ行きを前に最高のスタートを
きったわけだ。
ちなみにキャロル・キングの作品は当時マージービート・グループに人気があったらしく
ビートルズもファーストアルバムで「Chains」をカバーしている。

アメリカに進出してからも、「ミセス・ブラウンのお嬢さん」や「ヘンリー8世君」等といった
アイドルソングを連続ヒットさせ、主演映画も作るなど順風満帆だった。
しかし、モンキーズが出てくると、その人気にかげりが見え始め、68年ごろには本国イギリスでは
まだまだ人気があったが、アメリカではサッパリ売れなくなってしまった。
そしてブリティッシュ・インヴェイジョンが落ち着いたと同時期、71年にバンドは解散した。

彼らのデビュー曲である「I’m Into Something Good」は邦題が「朝からゴキゲン」で、そのタイトル
通り、聴いているとなんだがゴキゲン?になってくるかわいい曲だ。
朝からごきげんなんて、そんな気分の日はめったに無く、たいてい「朝からどんより」だ(笑)
では、その曲を聴いてみよう。
http://www.peternoone.com/mp3/the_story/im_into_something_good.mp3

Very Best of Herman's Hermits

Very Best of Herman's Hermits

  • アーティスト: Herman's Hermits
  • 出版社/メーカー: Emi Gold
  • 発売日: 2005/05/16
  • メディア: CD


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コメント 6

deacon_blue

☆ 朝からどんよりの項は,苦笑しつつ同意いたします(^o^;)。
by deacon_blue (2007-03-18 19:51) 

雨水

deacon_blueさん、nice!+コメントありがとうございます。
そうです(笑)とくに月曜の朝が・・・;
by 雨水 (2007-03-18 23:04) 

mina

この曲ってなんだか・・・
「サーフィンU.S.A」を思い出しちゃったわたしです。
by mina (2007-03-19 22:34) 

雨水

改めて「サーフィンU.S.A」を聴きかえしてみました。ん、何となく感じが似てるかな(笑)
爽やかさは一緒。
by 雨水 (2007-03-20 11:29) 

mina

そう、爽やかって言いたかったんですよ(笑
by mina (2007-03-21 20:54) 

雨水

>そう、爽やかって言いたかったんですよ(笑
ごめんごめん。

ハーマンズ・ハーミッツは、再結成し現在もやってるんだけど
メンバー間の対立から、二つのハーマンズ・ハーミッツが存在!し、
南北朝のような感じになってる。
今は爽やかじゃないんだよね~。
by 雨水 (2007-03-21 21:33) 

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