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ウィル・ユー・ラブ・ミー・トゥモロウ [音楽]

ハーマンズ・ハーミッツの「I’m Into Something Good」の記事の流れです;

前回も書いたが、この曲はキャロル・キング&ジェリー・ゴーフィンの共作によるヒット曲で
60年代当時この二人は大変な売れっ子ソングライティングコンビで、ヒット曲を大量生産していた。私生活においても二人はパートナーで、コンビネーションの良さは抜群。
二人のベビーシッターをしていたリトルエヴァの普段の鼻唄に目をつけたキャロルが
「ロコモーション」をレコーディングさせ、売り出したところ空前の大ヒットとなったという、
シンデレラストーリーは有名な話だ。
しかし売れっ子ではあっても、まだ広く世に出たわけではなく、悲しみをひとつ乗り越える必要があった。

キャロル・キングがシンガーソングライターとして広く世間に知れわたるようになるのは
彼女自身のセカンドアルバム71年の「タペストリー」からで、このアルバムは全米チャートで15週連続№1というビートルズのアルバム並のメガヒットとなった。
このアルバムで有名な「ウィル・ユー・ラブ・ミー・トゥモロウ」は60年代にシレルズのために書いた曲で作曲はもちろんジェリー・ゴーフィンとの共作だ。
しかし、二人はすでに仕事のトラブルが発端となって、68年には離婚していた。

「ウィル・ユー・ラブ・ミー・トゥモロウ」。何気なく聴けば情緒的な雰囲気のいい曲だ。
しかし、その詩は、恐ろしいくらいにロマンチックだ。;;;
Tonight you're mine completely  You give your love so sweetly
Tonight the light of love is in your eyes  But will you love me tomorrow?

この曲を作った当時の二人の仲はhotだったわけで、その曲を改めて取り上げ
噛みしめるように歌う彼女の心境どんなものだろうと、考えてしまうわけですよ。
ではその名曲を聴いてみよう。

Will you still love me tomorrow

Tapestry

Tapestry

  • アーティスト: Carole King
  • 出版社/メーカー: Legacy
  • 発売日: 2001/11/05
  • メディア: CD


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コメント 6

deacon_blue

☆ いや,仰有るとおりです。メッセージは成熟し,ごくありふれた流行歌の歌詞が持つ意味が全く変わってしまったという点で,このカヴァーは歴史的なセルフカヴァーであります。
by deacon_blue (2007-03-20 18:12) 

雨水

deacon_blueさん、nice!+コメントありがとうございます。

ラブソングはいくらパターン化され陳腐化されようとも、男と女の関係が
普遍的であり続ける限り、未来永劫なくならないものでしょうね。
by 雨水 (2007-03-21 19:48) 

びっけ

この曲は知っているのですが、どうもキャロル・キングが歌っているバージョンではないみたいです。
いろいろな人がカバーしているのだろうけれど、誰が歌っていたのかなぁ?
もう少しアップテンポだったんですけど・・・。
by びっけ (2007-03-22 21:09) 

雨水

びっけさん、nice!+コメントありがとうございます。
アップテンポと言うと、シレルズかな?
http://picko00.free .fr/Zik%60S/The%20Sh irelles%20-%20Will%2 0you%20love%20me%20t omorrow.wma
いろんな人が歌ってますからねー;
ちなみに日本だと松たか子のバージョンがあります。
by 雨水 (2007-03-22 22:06) 

びっけ

雨水さん、備後・・・? じゃなくてビンゴ!です。
私が聴いたのはシレルズだったようです。
改めて聴いてみると、シレルズの版は、やたらハキハキ歌っている感じですね。
by びっけ (2007-03-23 20:24) 

雨水

やっぱりそうでしたか!
ハキハキ歌ってますよね。なんだかお掃除したくなりますね(笑)
by 雨水 (2007-03-24 01:15) 

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