ノーバディ（NOBODY） [音楽]
80～90年代の日本の音楽シーンというと、空前（？）のバンドブーム
当時の深夜番組の「イカ天」を母体としたいわゆる第二次バンドブームだったわけで
今思い浮かぶだけでもBOØWYやらユニコーンやらレベッカ、※※クラブ、TMネットワーク
ストリートスライダース、カステラ・・・・など星の数ほど実力のあるバンドが存在した。
その中で、特に異彩を放っていたユニットがNOBODYだ。
相沢 行夫氏と木原 敏雄氏の二人は当初矢沢ファミリーの一員で、そのバックを担当していたが
矢沢永吉氏がアメリカに進出、ファミリーは解散し、二人はNOBODYを結成する。
他のミュージシャンに楽曲を提供、プロデュース等を行いながら現在も活動を続けている。
彼らが演る音楽のルーツとなるのはズバリ60年代のマージー・ビートで
いかに彼らがビートルズやローリングストーンズなどのリバプールサウンドを敬愛しているかは
彼らの音楽を聴けば自然と分かってしまう。
当時、マージー・ビートを知らなかった人でもNOBODYの曲を聴いて、そちらの方面から
洋楽ファンになった人もいるのではないか？
非常にカッコイイ彼らの音楽なのだが、表立って大ブレイクしたわけでもなく、何となく通っぽい。
では、彼らの曲を聴いてみよう。二曲ほど紹介する。
日本のミュージシャンを紹介するのは今回初めてだと思うが、サンプル曲なので
とくに問題は無いと思う。
ただ、サンプルなのでそれなりの音質と途中でフェイドアウトしてしまうのが残念であるが
それでも結構楽しめると思う。
では一曲目、「Dear My Heart」。さびの部分が何となくトレメローズの「SILENCE IS GOLDEN」
を連想してしまう爽やかな曲だ。
http://www.nobody.co.jp/src3/COLLECTION/dearmyheart.mp3
つづいて、二曲目はその名も「THE MERSEY BEAT MEDLEY」。
AとBの二曲があるが今回はAの方を紹介する。曲のあたまに小林克也氏のナレーションが
入るとても楽しいマージービートメドレーだ。
http://www.nobody.co.jp/src3/ANALOG/Mersey%20Beat%20A.mp3
これらのサンプルはNOBODYのオフィシャルサイトでも自由に聴けるので興味のある方はどうぞ。
- アーティスト: NOBODY
- 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
- 発売日: 2006/09/06
- メディア: CD
☆ Nobodyのファーストは，マージービートのテイストに溢れた「格好良い」アルバムでした。作曲家チームとしても吉川晃司などに曲を提供していますね。
by deacon_blue (2007-03-05 18:17)
decon_blueさん、nice+コメントありがとうございます。
友人にNobodyと言っても知らない人が多いんですが、曲を聴かせると
「ああ」となることが多いです。
多くのミュージシャンに曲を提供していますから、知名度は低くとも
浸透度は高いのでしょう。
by 雨水 (2007-03-05 19:49)
nobodyって聞いたことはあるけど聴いたことがなかったバンドです。
永ちゃんのバックってのが不思議な感じでした。
「マージービート」については竹内まりあの「マージービートでうたわせて」でなんのこっちゃ？って思ったままだったので、今日スッキリ出来て満足です♪
by mina (2007-03-11 00:01)
minaさん、コメントありがとう！
竹内まりあの曲のおかげもありマージービートは知名度が高いね。
本家本元のマージーサウンドも素晴らしい曲が多いよ。
これからしばらくはこのブログで紹介していくからね～。
by 雨水 (2007-03-12 03:26)