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バージェスモンスター [サイエンス]

1900年代のはじめ、カナダのバージェス頁岩で発見されたカンブリア紀の
生物たちの化石は、なんともへんてこりんな姿をしており、こんな生物たちが
古代の海底をうごめいていたと考えると、何だかユーモラスで楽しい。
体長6センチ足らずだが平らなぞうりのようなオドントグリフス(左)
その姿からして何だこりゃ!と思ってしまうハルキゲニア(右)

そして今ではメジャーな存在のアノマロカリスだ。
中国で見つかった化石は体長2mもあり、群を抜いて大きいことから
当時最強の捕食者であったということだ。
大きな黒い目を光らせながら悠然と海底を泳ぎ、二本の大きな触手で獲物を捕らえていた。

そんなユーモラスな彼らが何で絶滅したのかは謎のままである。
神の失敗作だったのだろうか?とにかく、カンブリア紀はじめ突然姿をあらわし
忽然と姿を消したバージェスモンスター達。
幸運にも化石という、タイムカプセルで我々はその存在を知ることが出来る。

ワンダフル・ライフ―バージェス頁岩と生物進化の物語

ワンダフル・ライフ―バージェス頁岩と生物進化の物語

  • 作者: スティーヴン・ジェイ グールド
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2000/03
  • メディア: 文庫


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