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Damn Yankees [音楽]

今の季節、バイク載りは朝や夕方は冷え込むので、保温のためにインナーを穿いたりする。
ダサい言い方をすれば、モモヒキというやつだ。
いつだったか、バイク通勤の友人がロッカーで着替える際にジーンズパンツを脱ぐと、らくだ色のモモヒキだった。
そいつは俺よりも若いのにというのもあったけど、なんだか非常にカッコ悪く見えてしまった。

で、その日を境にジーンズの下にインナーを穿くのを辞めた。
最初は辛かったけど、慣れると平気になった。
別に誰に見られるわけでも聞かれるわけでもなかったが、何となく若さの証しみたいな気分だったのだ。

当時はジーンズもこだわって、リーバイスの501を穿いていた。
社会の窓がジッパーじゃなくて、ボタンというトラディショナルさが良かった。
ただ、トイレをガマンすると焦ることがあったりした(笑)。
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前置きが長くなったが、「ダムヤンキーズ」という90年代のバンドである。
活動期間は短かったしバンド名は知らなかったとしても、「High Enough」という曲を聴けば、ピンとくる方も多いのでは無いだろうか?
そう、この曲は前述のリーバイスのCMに使われた曲だ。

印象的なサビ、コーラスが素晴らしいこの曲は、ロックバラードの中でもベストな曲に入るだろう。
この記事を書くにあたって、ようべつを探してみたら、あったあった。
このヴィデオクリップは初めて見たが、トミー・ショウはスティクス以来のファンなのだけど、やっぱりカッコイイ。
野獣のようなイメージのテッド・ニュージェントもなんだかとても紳士に見える。
ジャック・ブレイズとトムは親友だそうだけど、息が合ったハモリがとてもみごとだ。
この曲とCMのジェームス・ディーンとで、大げさだけどアメリカの魂みたいなものが感じられる。
ヴィデオクリップにCMの映像は無いが、是非、動画のプレイボタンを押して聴いてみてほしい。

Damn Yankees

Damn Yankees

  • アーティスト: Damn Yankees
  • 出版社/メーカー: Warner Bros.
  • 発売日: 1990/02/22
  • メディア: CD


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COWBOY [音楽]

here's a place in the back of my memory, I used to call home
僕の記憶の彼方に 我が故里と呼べる場所がある
And everything seemed right there nothing really wrong
そこでは特に不満も無かったし 全てが快適だった
But I never could fit in, it just wasn't me
でも馴染む事は出来なかったんだ そこは僕の居場所じゃなかったんだよ

Like a thief in the middle of the night, I left without a trace
暗闇に紛れた泥棒のように 僕はこっそりとそこを去ることにしたのさ
Searching for my dreams, in some far away place
どこか別の遠いところで 自分の夢を捜したかったんだ
with this quest and my will to survive, to keep me alive
何かを追い求め生きていこうとする意思が 僕をずっと支えてきてくれた

The road is long, but I will find my way
道のりはながいけれど 必ず見つけだすさ
I'll follow my heart, across these dusty plains
心の声にしたがって 砂埃だらけの平原を行くんだ
To a land I'll call home
そう我が故郷と呼べる場所をめざして

※Hey hey show me you're a Cowboy, gotta do it now boy
なあ君がほんとにカウボーイなら その証拠を見せてくれないか
The truth will set you free and it feels so good
いつわりの無い心は きっと君を自由にしてくれるはずさ
Hey hey just another Cowboy in search of freedom trying to make his life understood※
ほら彼だってただのカウボーイさ 自由を求める生き方を皆に分かってもらいたいのさ

He's stronger than a mountain, free as a running stream
彼は山のように頑強でいて 川の流れのように自由なのさ
Means everything he says, and he says what he means
いつだって本音でしゃべり 心に無いことは言わない
No secrets no lies, no ties, just an honest smile 
秘密や嘘や束縛もしない あるのは心のこもった笑顔のみ

And he won't give up, he'll keep on fighting, until the very end
彼は決してあきらめず 最後の最後まで闘い続けるだろう
And any job that he's got to do, he's gonna do the best he can
そしてどんな仕事をすることになろうとも 彼はベストを尽くすだろう
This much I know is true, This much I know is true
本当さ それだけは確かさ

The road is long, but I will find my way
道のりはながいけれど 必ず見つけだすさ
I'll follow my heart across these dusty plains
心の声にしたがって 砂埃だらけの平原を行くんだ
Until I find home
僕にとっての故郷を見つけるまで

(※repetition)

There's a place in the back of my memory, I used to call home
僕の記憶の彼方に 我が故里と呼べる場所がある
And everything seemed right there, nothing really wrong
そこでは特に不満も無かったし 全てが快適だった
But I never could fit in, never could fit in
でも馴染む事は出来なかったんだ どうしても

Writing:Chris Farren
composition:Noriyuki Makihara



VER1.0E ラヴ・レター・フロム・ザ・デジタル・カウボーイ

VER1.0E ラヴ・レター・フロム・ザ・デジタル・カウボーイ

  • アーティスト: 槇原敬之, Bruce Gaitsch, Antonina Armato, Steven Bishop, Chris Farren, Brock Walsh, Randy Goodrum, Wendy Waldman, Bob Crewe, Linda Thompson, Andy Goldmark
  • 出版社/メーカー: ダブリューイーエー・ジャパン
  • 発売日: 1996/07/25
  • メディア: CD


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雲の影 [音楽]

ディスカウントショップの衣料品コーナーで、上着などを物色していた。
丁度衣替えの時期でもあり、店内には厚手のジャンパーなどの冬物が溢れていた。
ファッションというか服装には全く無頓着なほうで、着られれば何でもよいと思っている。
そう思ってはいるが、ふと、あるイラストがプリントされた薄いトレーナーが目に付いてしまった。
裏面、背中側から見ていこう。

そして表側はというと、今のところ最後のオリジナルアルバム「対」を中心に「アニマルズ」「鬱」「炎」「原子心母」その他をコラージュしたイラストがプリントされている。

このピンクフロイドのシャツ以外にも、メタリカ、ニルヴァーナ、AC/DCなどのシャツがそろっている。
レインボーやラモーンズまである。
これらは「ImportGear」という、若者向けにドクロとかドラゴンのデザインのシャツをリリースしているブランドだが詳細については不明だ。
イラストが気に入ったし、値段が一着799円!とずいぶんと手ごろだったので、グリーンデイのシャツとあわせて迷わず購入した。
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ピンクフロイド「雲の影:Obscured By Clouds」。最近のお気に入り出だ。
次の年に出たのが、あのモンスター作品「狂気」であるため、タイトルどおりに思いっきり影に隠れていて、評価されにくいアルバムだが、なかなかどうしてポップ色のある佳曲ぞろいだ。
「La Vallée 」という映画のサウンドトラックで二週間あまりで完成させたという、彼らにしてみればスピーディに仕上げられた作品だ。
前作「おせっかい」の「Echoes」のような大作もないが、素朴さと和やかさが溢れていて、チームワークとしても最も良好な時期だったんじゃないだろうか。
「Wot's」や「Free Four 」のような曲を聴くと、ロジャーウォーターズもこんな素直な曲が書けたんだと、正直感心してしまう。
次作以降、バンドとしてはピークを迎え商業的傾向が強まっていくが、嵐の前の穏やかさと言ったところか。

では、「雲の影」から「Wot's」を聴いてみよう。
http://www3.zero.ad.jp/j-usui/Wots.mp3

Obscured by Clouds

Obscured by Clouds

  • アーティスト: Pink Floyd
  • 出版社/メーカー: EMI
  • 発売日: 1996/09/03
  • メディア: CD


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「The First of Autumn」 [音楽]

「喉元過ぎれば熱さを忘れる」という諺があるけれども、あれほど暑かった夏も遠い過去の出来事のようだ。
もはや暦は10月に切り替わろうとしているが、残暑もほぼ終りやっとすごし易い季節が到来した。
忙しい仕事から解放されれば、自宅でのんびりと音楽鑑賞にひったって英気を養いところだが、なかなか思うようには行かない;

秋に相応しい音楽をあれこれ考えると沢山あるが、ここはテンションが上がるものではなく心が安らぐものがよいだろう。
コンサーティナー&フルート奏者であるグレイ・ラーセンは、マルコム・ダルグリッシュとともに以前紹介したことがあるアイリッシュ系のミュージシャンであるが、同じ二人による1978年のアルバム「The First of Autumn」からアカペラ曲を一曲。
「Autumn ShawneeTown」
http://www.greylarsen.com/store/catalog/download/samples/autumn_shawneetown.mp3
このアルバムは日本では発売されいないが、輸入盤でさがせば入手できると思う。またはグレイ・ラーセンの公式サイトで購入可能だ。ちなみに上記のリンク曲はサンプルだ。


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ウォーキング・ザ・ドッグ [音楽]

友人にローリング・ストーンズが大好きな奴がいて、自らを「ストーンズ・フリーク」とか言っている。
もっとも、そいつが好きなストーンズは80年代までで、90年以降はキライだそうだ。
「Sticky Fingers」あたりから聴き始めた俺にとって、60年代初期のストーンズについては知らないことが多い。
むろん、ブライアン・ジョーンズが初期のリーダーだったことくらいは知っているが・・
そんなある日友人宅で、こんな素朴な質問をしてみた。

「ブライアンが歌ってる曲ってあるの?」
少し考えて友人は返答した。
「一曲ある。ただし、サイドで歌っているんだけど」
「あるんだ?何て曲?聴きたい!」
「ちょっと、まってろよー。」
そう言って友人は、レコード棚から黒っぽいジャケットのLPを一枚取り出した。
なにやらB面の終りの方の曲に針を下ろしている。
チリチリと小さいスクラッチノイズに続いて曲が始まった。

Baby's back dressed in biack Silver buttons all down her back
Hello tipsy toes
She broke a needle and she can't sew
Walking the dog
Just a walking the dog.......

一聴を終えて・・
俺「これは、すごいだみ声だね、・・・でもミックの声よりもなんだか存在感があるね。」
友人「こんな声だからか分からないけど、劣等感みたいなものがあったんじゃないかな?それを補うような感じで、いろんな楽器に対するセンスがずば抜けていた。ミックもキースもいろいろ指導されてたらしいからな。」
俺「ふーん、でもこれはこれで味のある声だね、セサミストリートのぬいぐるみの声優の声みたいだけど(笑)」
友人「まあ、意図的に止められたのかもしれんがメインで歌ってる曲があったら、面白かったかもな。」
http://www3.zero.ad.jp/j-usui/WalkingTheDog.mp3
「Walking the dog」のオリジナルは、ルーファス・トーマスの1963年のダンスナンバーだ。
ストーンズはファースト「The Rolling Stones」において、この曲をカバーしている。

※Amazonで紹介しているのはUS盤で収録曲が違うので注意が必要だ。
(いくらハイブリッド仕様でも、このでかい文字が入る紙ジャケはいただけない。)

The Rolling Stones (England's Newest Hitmakers)

The Rolling Stones (England's Newest Hitmakers)

  • アーティスト: The Rolling Stones
  • 出版社/メーカー: London
  • 発売日: 2002/08/27
  • メディア: CD


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懐かしの「ニューソング」 [音楽]

ハワード・ジョーンズのヴィデオクリップを最近見たのだが、少しびっくりしてしまった。

率直な感想は「老けたなぁ」なのだが、83年のデヴュー曲「ニューソング」からすでに25年位経過し
てしまっているし、彼のメジャーデヴューは確か27歳と遅咲きだったので、そう見えるのは当然と言えば当然のことなのだ。
久しぶりに彼の姿をじっと見ていると、華やかな過去のイメージがダブって見えてきた。
そのヴィデオでは「No One Is To Blame (邦題:悲しき願い)」を演っていて、はりのあるソフトな歌声は昔のままで安心したのだが、なんというか時の流れに少しやるせなさを覚えジーンとしてしまった。

あらためて彼の経歴をみると、孤独な少年時代をすごし工場労働者をする傍ら地道に下積みをして、やっとの思いでメジャーデヴューを果たしたのだ。
当時流行りのテクノ・ニューウェイブの波に乗り時代を席巻するも、人気に陰りが見え始めた10年後、メジャー契約を打ち切られ、ショックのあまり仏門に入っている。
それでも音楽路線を変えながら地道に活動を続け現在に至っている。

ファンキーなヘアスタイルにポップなファッション、表向き軽薄なアイドル歌手に見えた彼は実は芯の通った苦労人で、すぐに自滅してしまうようなミュージシャンではなかったのだ。
そう考えながら「ニューソング」を久しぶりに聴いてみると、懐かしさと同時に勇気が沸いてくるような気がする。
http://www3.zero.ad.jp/j-usui/NewSong.mp3

ハワード・ジョーンズのオフィシャル・サイトであるhowardjones.com(英文だが)では、そんな過去のヒット曲のヴィデオクリップがフルでダウンロード出来るようになっている。しかも無料(ふとっぱら!)
http://www.howardjones.com/

ヴィデオクリップは拡張子ram(RealPlayer)または、mp4(iTunes)どちらもセレクト出来る。
ipodを持っている方なら手軽に楽しめると思う。(自分はipod持っていないので、検証してません;)
ちなみに上記の「ニューソング」は、ソフトを使ってヴィデオクリップ(mp4)から、mp3を抽出したものだがなかなかの高音質。
元のヴィデオクリップは↓です(少々重い)
http://www.howardjones.com/video/ipod/New%20Song.mp4

かくれんぼ

かくれんぼ

  • アーティスト: ハワード・ジョーンズ
  • 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2006/11/22
  • メディア: CD


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流星群を眺めながら [音楽]

お盆休みもそろそろ終りだが相変わらず猛暑な毎日が続いている。
日中のうだるような暑さはそのまま熱帯夜に引き継がれ、寝苦しくもすごしにくい毎日でイヤになってくる。
しかし夜中に庭に出てみると、そよと吹く夜風は以外に快かったりする。
夜空を見上げて大気の状態が良ければ(専門用語でシーイングと言うらしい。)、星を眺めるのに丁度よい時期でもあるのだ。

↑画像は「Stellarium」というプラネタリウムソフトの実行画面です。

で、新聞によると13日の未明にかけてペルセウス座流星群の活動がピークを迎えるという事なので、「これは見なくちゃ」と思っていたのだ。
お盆の休みも手伝って、観察された方も結構いることと思う。
毎年やってくる流星群としては、もっとも見やすい天体ショーだと思うのだ。

当日0時ごろ、家族が寝静まってしまってから、ひとりアウトドア用ロッキングチェアを庭にセットし、虫除けを体に吹付ける。飲み物を用意し準備完了。
うちは田舎なもんで、外灯を消すと真っ暗; かなり怖かったがだんだん目が慣れてきて、薄いヴェールを広げたような天の川が徐々に見えてきた。
ペルセウス座付近、と言っても分かりづらいが、カシオペア座(北東の方向、Mの字の形)を見つければ、そのあたりを眺めていると星が落ちるのを捉えることが出来る。
一時間で30個位は見えるということだったが、もっと沢山見えたように思う。
カメラも一応用意はしたが、オーブとか写っていたら怖いので×;

こんな時はやはりシチュエーションに合った音楽が欲しくなるものだ。(もちろんヘッドフォンでmp3をBGMに)
聴く音楽はやはり宇宙に関するものが良いだろう。
ホルストの「惑星組曲」など良いとおもうが、なにせロッキングチェアにもたれて星を眺めているのだから、あまりの心地よさに眠ってしまうという事態も考えられる。
そこで少し元気の良いクスコの「惑星旅行」をBGMにしてみた。
(いや、これも微妙だな;シンセの音が眠気を誘う)

結構、自分としてはお金を掛けないのに贅沢なひと時だなぁと、思っているのだが、いかがなものだろう。
ただ、眠らないような工夫は絶対に必要だと思います。
では、「惑星旅行」からミルキー・ウェイ(銀河)を。
http://www3.zero.ad.jp/j-usui/MilkyWay.mp3


惑星旅行

惑星旅行

  • アーティスト: クスコ
  • 出版社/メーカー: キティMME
  • 発売日: 1998/07/01
  • メディア: CD


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ブルーの見解 [音楽]


奴はただ俺の後をつけてきた男 そして俺を捕まえる
昔から良く知っているとでもいうように
「やぁ、ひさしぶり」と愛想がいいじゃないか
奴は俺の音楽について話す 俺の言葉について話す
俺の服装や俺の罪について話す でも俺は君からはみ出している

奴はただ俺の後をつけてきた男 そして俺を捕まえる
放課後の教師のように
「どうしたんだい?」と優しいじゃないか
奴は友達でもなければ 先生でもない 判事でもないし
そして俺の天使でもない 俺は君からはみだしている

奴はただ俺の後をつけてきた男 そして俺を捕まえる
すべてわかっているとでも言うように
「やぁ、元気かい?」と親しげじゃないか
奴は俺の仲間について話す 俺の兄弟について話す
俺の見知らぬ親戚や 俺の可愛い犬について話す
あぁ でも俺は君からはみ出している
____________________________
89年のアルバム「ナポレオンフィッシュと泳ぐ日」の中の、ポエトリーリーディングな一曲。
音楽に合わせて詩を朗読する音楽表現を「スポークン・ワーズ」と、佐野さんは呼んでいる。

この曲、ラップやヒップホップの原型とも取れるこの音楽的表現は、当時とても斬新で、まさに目から鱗だった。
この音楽的表現はデビュー20周年として、’00年末に限定販売された「Spoken Words Collected Poems 1985-2000」において集約され展開されている。
(残念ながら現在は入手困難になっている。再販を望む声は高い。)

アルバムタイトル曲の「ナポレオンフィッシュと泳ぐ日」。
タイトルからイメージする海や魚などの文字は全く出てこない。また、詩の内容からこのタイトルを想定することは困難だ。
そもそも佐野さんは、ナポレオンフィッシュなる魚を見たことが無かったという。
語感から感じとれるニュアンスやイメージを重視した結果のタイトル付けなのか、それでも違和感を覚えないから不思議といえば不思議だ。
本作の試聴はこちらで↓
http://www.neowing.co.jp/detailview.html?KEY=MHCL-709

余談:昨日この記事を打っていて、停電に見舞われた;
    正確にはこの記事とは違った内容だったかも知れない。(゚Д゚;)しばらく唖然としてしまった。
    ノートだったらこんなことは無かったが、雷に注意とマメにバックアップする必要性を感じた次第。

ナポレオンフィッシュと泳ぐ日(紙ジャケット仕様)

ナポレオンフィッシュと泳ぐ日(紙ジャケット仕様)

  • アーティスト: 佐野元春
  • 出版社/メーカー: Sony Music Direct
  • 発売日: 2005/12/21
  • メディア: CD


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Faithful 「誓いの明日」 [音楽]

Faithful

Faithful

  • アーティスト: Todd Rundgren
  • 出版社/メーカー: JVC Victor
  • 発売日: 1990/10/25
  • メディア: CD

天才トッド・ラングレンの76年のアルバム。
アナログレコードで言うところのA面が、全てトッドお気に入りのミュージシャンの完全カバー。
特にビートルズの2曲は執拗なくらいのコピーぶりだが、それでもトッド独自の味がちゃんと出ている。
それで、アルバムタイトルがFaithfulなわけか。。しかしこの邦題の方の意味は不明。
トッドを知らない方にとっては、この名曲ぞろいのA面の方がなじみやすいのではと思うが、B面のオリジナル曲も地味ではあるが「Love of the Common Man 」等しぶい名曲ぞろいで、聴き込む程に味が出てくる。
アルバム全体を通して聴いた感じでは、なにも持ち歌不足でカバーを入れたのでは無い。というのがよく分かる。
76年というと、自身のバンド「Utopia」を率いて初来日した年でもあり、このアルバムでもユートピアのメンバーが演奏に加わっている。
では、「Faithful」からビートルズのカバー曲「Rain」を聴いてみよう。
曲の終りのテープの逆回転処理が上手く再現出来ている。
http://www3.zero.ad.jp/j-usui/Rain.mp3

Deface the Music

Deface the Music

  • アーティスト: Utopia
  • 出版社/メーカー: Bearsville
  • 発売日: 1990/10/25
  • メディア: CD

ちなみにこのトッド率いるユートピア。80年に「Deface The Music/邦題:ミート・ザ・ユートピア」というアルバムを出しているのだが、ジャケットは見てのとおりミート・ザ・ビートルズのパロディ。
ビートルズのパロディソングでは、「ラトルズ」が結構有名だが元ネタがTV番組でどちらかというとお笑い系だ。
対して「ユートピア」は、極めつけのビートルズフリークであるトッドが率いるバンドだけあって、本格的なパロディに徹している。
先行シングルカットされた「I JUST WANT TO TOUCH YOU/邦題:抱きしめたいぜ」を含め、盗作ぎりぎりのラインで作られていて、ビートルズファンなら「あ、この曲はあの曲だ」(笑)と、なるだろう。
いや、親切な邦題を見ればどの曲がどれに似ているか分かってしまうのだが。たとえば・・
「ALONE」は、「ホワイル・マイ・ロンリネス・ジェントリー・ウィープ」
「WHERE DOES THE WORLD GO TO HIDE」は、「泣きたいダンス」
「LIFE GOES ON」は、エリナー・リグビーは何処へ・・・等。
「ALL SMILES:ミッシェルの微笑み」は、ミッシェルに良く似ているが、ポールの声がそっくり!
MP3Comで全曲試聴出来るので↓、とりあえず聴いてみて、どれがどれ似(笑)なのか確かめてみるのも面白いと思う(若干、頭が痛くなるが)
http://www.mp3.com/albums/40132/summary.html






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Thunderhead [音楽]

関東甲信越地方の梅雨明けは平年の予報だと、7月22日ごろということなので、そろそろのはずなのだが、最近の予報はわざと曖昧に発表しているのか一週間位平気で誤差が出る。
台風とか雷の予報は危険や災害を伴うため、割りと的確なのだが、梅雨明けとなると緊急事態でもないので、まったくのんびりした感がある。
今日の天気を見れば快晴で、朝は雲ひとつなかったが梅雨明けというと、まだのようである。
温暖化問題は別にしても真夏が暑いのは当然なので、早くこうカラッとした夏になってほしいものだ。

さて、真夏に相応しいタイトル「Thunderhead 」だ。
マルコム・ダグリッシュ&グレイ・ラーセンの82年のアルバムであるが、アイリッシュ系のニューエイジというジャンルになるのだろうか。
マルコム・ダグリッシュというと、以前も紹介したことがあるのだが、ウインダム・ヒルの仕事でおなじみのハンマーダルシマー奏者である。
http://blog.so-net.ne.jp/usui/2006-12-26
グレイ・ラーセンとは、このアルバムの後にアイリッシュバンド「メタモラ」結成する。
ラーセンはフルートの他、ホイッスル、フィドル、コンサーティナ、ハーダンガーフィドルと、聴きなれない古楽器を多数演奏するマルチプレイヤーぶりである。
また、ゲスト参加でこれもウインダム・ヒルでおなじみ「ナイト・ノイズ」のミホール・オドネルらが参加しており、このアルバムはいわば「メタモラ」と「ナイト・ノイズ」のコラボレーション的アルバムということができる。

アルバムタイトル曲「Thunderhead 」は、まさしく湧き上がる入道雲をイメージしたかのような、もしくは雷雨の前の不穏な気配、どことなく胸騒ぎを覚えるような曲だ。
そういえば、最近は入道雲を見た記憶が無い。入道雲イコール子供の頃の記憶。
夏休み。蝉の声や入道雲、かき氷、麦藁帽子等の記憶が蘇る。釣りに出かけて空がゴロゴロしてきて、入道雲が出ていた空は真っ暗になっていて、慌てて家に帰ったものだった。
今年の夏は入道雲の写真でも撮ってみようかな?
http://www3.zero.ad.jp/j-usui/thunderhead.mp3

ハンマーダルシマーは透明な音色でどちらかというと、真冬の音だと思っていたのだが、このアルバムではひんやりとした氷のような音色で真夏の涼しさみごとに演出しているようだ。
曲の試聴はAmazonでも出来るのだが、本家ラウンダーのサイトの方が全曲メディアプレイヤーで、良い音が聴ける。
http://www.rounder.com/?id=album.php&catalog_id=4639

※なぜかAmazonでジャケットが表示されないので、↑にアップしました;

Thunderhead

Thunderhead

  • アーティスト: Malcolm Dalglish w, Grey Larsen
  • 出版社/メーカー: Flying Fish
  • 発売日: 1992/09/29
  • メディア: CD


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