佐野元春Sweet Soul, Blue Beat [音楽]
お久しぶりです、久々の更新となります。
実は仕事上のトラブルを抱えていまして、未だに解決の目途が立っておらず、記事を書く気力が失せてしまったというか・・
深刻では無いのですが、、いいや、お金の問題なので深刻かぁ・・といっても僕が借金をしたとか株で大損したとかでは無いです。
まあ、ごく親しい人でも、信頼はしても信用はするなと言うことでしょうね。・・・暗い前置きになってしまいました;
そんな悶々とした日々の中、流れを換えるべく、久々にコンサートなどに行ってきました。一人で。嫁は嫌だと申しましたので;
仕事を休んで行って良かったです。沈んで仕事をするよりもはるかに有意義な一時を得られました。
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栃木県大田原市にある那須野が原ハーモニーホールは、クラッシック・コンサート等をメインとした多目的ホールだ。
本格的ロック・コンサートが行われるのは今回初めての試みという事だ。
しかも佐野元春!そして、ザ・ホーボーキング・バンドだ。これは行くしかない!と思ったのだ。
幸運にも最前列に近い席をゲット出来た。
周りを見渡せば、明らかに同年代の人たち。子供連れの主婦もいれば白髪の紳士もいる。
本当に小さい子供たちにはこれから何が起きるかピンときていないのではと思うけれど
今日何かを感じ取ってくれて、近い将来元春フリークになってくれたら、うれしいな(何だか元春調の文章だ;)
オープニングが洒落ていて、暗闇の中シースルーのスクリーンにプロジェクターからの映像が映し出される。
丁度、空中にモニターが浮かんでいるような感じだ。
「Sweet Soul, Blue Beat」と書かれた古いリールを映写機にセットする、確かそんな映像だった。
そして、オープニングの「グッドタイムス&バッドタイムス」
キーボードを弾きながら歌う生の元春は、かなり白髪が増えたようだ。だがきっと、染めるということはしないだろう。
まったりとしたオープニングに安堵したような不満なようなそんな気分でいると
次の「アイム・イン・ブルー」から会場全員総立ちとなってしまった。うん、これでいいのだ。
さて、曲の合間に元春がボソッとしゃべるトークがとてもイカしている。うろ覚えだがたとえば・・
「最近、大人の仕事って何?って考えてるんだ。」 「大人の仕事って、若い人達に夢を与える仕事だと思うんだ。」
おそらく僕が言ったら、歯の浮くようなセリフを元春はさらりと言ってしまう。しかも考えるほどに奥行きのある言葉だ。
「最近僕は、人から子供っぽいと言われる・・・でも関係ないって思う」
当然、子供っぽい=幼いということでは無い。いつまでも無邪気な心を忘れない元春のような真の大人に成りたいと思う。
2部構成、アンコール3曲を含めて、たっぷり3時間。
いくつかのスローな曲以外はスタンディングしっぱなしだった。
僕は最初、少し恥ずかしかったが、アンコールの頃には大きな声で声援を送っていた。
予想していたが、やはり音響の良いホール、別のライブの時よりも音が良かったように思う。
公演が終わって、ロビーに曲目リストが貼り出されていた。参考までに。。
ろひさん、niceありがとうございます。
by 雨水 (2008-03-08 17:25)
佐野元春のライヴ、10年以上観てないです・・・
相変らず熱そうですね。
セット・リスト見ただけでワクワクしました。
>子供っぽい=幼いということでは無い。
僕もそう思います。
僕もいつまでも子供っぽくありたいです。
by DEBDYLAN (2008-03-09 22:16)
う、うらやましい。
お仕事で苦労してる分、神様の贈り物ですね♪
夢を追い続けることが、若い人たちに夢を与えることだと思います。
走り続ける人がいるからこそ、後ろから追いかける勇気がわくのではないでしょうか?
私もそうなりたい。
見えないゴールに向かって走り続けることに、苛立ちを覚えたり、息切れしそうになることもあるけれど。
足をとめないようにしようと思いました。
ありがとうございます。
by mina (2008-03-09 22:24)
こんにちは。佐野元春って、ぼそぼそっと話すのが面白いですね。何かのテレビでトークを観たときに、結構天然系?だったような覚えがあります・・・。
by Yakoha (2008-03-09 22:26)
DEBDYLANさん、nice+コメントありがとうございます。
僕も元春のライブは、久しぶりでした。
今回特にうれしかったのは、とても距離を近くに感じた事です。
通常、今までは我々オーディエンスとの間に見えない壁のようなものがあって、なかなか歌い手の意思が伝わってこないような気がしていたんです。
今回はそれが無かった。と、断言できます。
ステージに立つ元春自身の心の動きが手に取るように分かったし、何より彼自身が無邪気に楽しんでいた。
「僕のパーティへようこそ」「パーティを楽しもう」と彼は言いました。
彼はステージ上にいたけれど、さながらパーティ会場のようにすぐそばに彼がいてくれいる感覚がありました。
by 雨水 (2008-03-09 23:21)
minaさん、コメントありがとう!
>夢を追い続けることが、若い人たちに夢を与えることだと思います。
その通りですね。
そんな素敵な人を見ていると、エネルギーや希望や勇気をもらえるんですよね。
疲れてしまう年代になってしまったけど、でも今回のようなキッカケでハッとわれに返る。
こんな気持ちを大切にしてこれからも頑張って行こうとおもいます。
最後に元春は「夢を与え続けるために、これからも僕はずっと歌い続けていきます。」と力強くコメントしてくれましたよ。
by 雨水 (2008-03-09 23:44)
Yakohaさん、nice+コメントありがとうございます。
>ぼそぼそっと話すのが面白いですね
そうそう、ぼそっと話し始めるんですよ。
去年の暮れに小田和正さんとTVに出て緊張したことや、めったに自身のアルバムを聴き返さないのに最新の「コヨーテ」は別で仕上がりに満足していることだとかを、ぼそぼそっと、しかしユーモラスに言ってましたね。
by 雨水 (2008-03-09 23:54)
素敵なイベントでしたね。
彼の言葉を胸にがんばります♪
by mina (2008-03-10 00:43)
僕も、佐野元春のコンサートにはしばらく行ってないです。
なんか、佐野さんは、ずっと変わってないですね。言葉が。
音楽は色々と変わって行くけれど。
by イチロ (2008-03-13 17:52)
イチロさん、nice+コメントありがとうございます。
お久しぶりです。
>なんか、佐野さんは、ずっと変わってないですね。言葉が。
とても紳士なんですよね。言動が。
で「タフでクールでヒューマンタッチ」。
by 雨水 (2008-03-14 01:02)
お疲れさまです、神奈川県民ホールは友人の都合で行くことができなかったのですが、雨水氏のコメントで情景が浮かぶようです。「マンハッタンブリッジ・・」はライブでは聴いたことが無かったので少しうらやましい思いです。お土産、ありがとうです。
by 亀太郎 (2008-03-16 11:29)
亀太郎君、コメントありがとう。
改めてセット・リストを見ると、今でもワクワクします。
「マンハッタン・ブリッジ」は少しアレンジ気味だったので、出だしはちょっと分からなかったです。でも初期の作品はすごく良いですね。
来年も機会があれば是非行きたいですねー。
by 雨水 (2008-03-16 20:42)