ウォーキング・ザ・ドッグ [音楽]
友人にローリング・ストーンズが大好きな奴がいて、自らを「ストーンズ・フリーク」とか言っている。
もっとも、そいつが好きなストーンズは80年代までで、90年以降はキライだそうだ。
「Sticky Fingers」あたりから聴き始めた俺にとって、60年代初期のストーンズについては知らないことが多い。
むろん、ブライアン・ジョーンズが初期のリーダーだったことくらいは知っているが・・
そんなある日友人宅で、こんな素朴な質問をしてみた。
「ブライアンが歌ってる曲ってあるの?」
少し考えて友人は返答した。
「一曲ある。ただし、サイドで歌っているんだけど」
「あるんだ?何て曲?聴きたい!」
「ちょっと、まってろよー。」
そう言って友人は、レコード棚から黒っぽいジャケットのLPを一枚取り出した。
なにやらB面の終りの方の曲に針を下ろしている。
チリチリと小さいスクラッチノイズに続いて曲が始まった。
Baby's back dressed in biack Silver buttons all down her back
Hello tipsy toes
She broke a needle and she can't sew
Walking the dog
Just a walking the dog.......
一聴を終えて・・
俺「これは、すごいだみ声だね、・・・でもミックの声よりもなんだか存在感があるね。」
友人「こんな声だからか分からないけど、劣等感みたいなものがあったんじゃないかな?それを補うような感じで、いろんな楽器に対するセンスがずば抜けていた。ミックもキースもいろいろ指導されてたらしいからな。」
俺「ふーん、でもこれはこれで味のある声だね、セサミストリートのぬいぐるみの声優の声みたいだけど(笑)」
友人「まあ、意図的に止められたのかもしれんがメインで歌ってる曲があったら、面白かったかもな。」
http://www3.zero.ad.jp/j-usui/WalkingTheDog.mp3
「Walking the dog」のオリジナルは、ルーファス・トーマスの1963年のダンスナンバーだ。
ストーンズはファースト「The Rolling Stones」において、この曲をカバーしている。
※Amazonで紹介しているのはUS盤で収録曲が違うので注意が必要だ。
(いくらハイブリッド仕様でも、このでかい文字が入る紙ジャケはいただけない。)
The Rolling Stones (England's Newest Hitmakers)
- アーティスト: The Rolling Stones
- 出版社/メーカー: London
- 発売日: 2002/08/27
- メディア: CD
こんにちは。
お元気ですか・・・
音楽・・凄く詳しい記事ですね・・
好きな話し出来る友達いて最高ですね。
此からも好きな音楽のこと色々と掲載して
ください・・・楽しみです。
by チャッピィー (2007-09-22 12:51)
deacon_blueさん、niceありがとうございます。
by 雨水 (2007-09-22 20:47)
チャッピィーさん、nice+コメントありがとうございます。
お彼岸だというのに暑い日が続いてますね。
北海道は秋が早いから、もうすごしやすいのでしょうか?
音楽は好きですが、詳しくは無いですよ;
いつもありがとうございます。
by 雨水 (2007-09-22 20:54)
ご無沙汰です・・・
この曲は好きです。
踊れるロック・チューンというか、ノヴェルティ・ソング。
聴いてるだけでワクワクしてきます。
ブライアンのヴォーカル・・・
意識して聴いた事なかったです(汗)
今度、聴いてみよ。
あっ、LPしか持ってない・・・
プレーヤー使えない・・・
by DEBDYLAN (2007-09-23 17:50)
DEBDYLANさん、nice+コメントありがとうございます。
この曲が気に入ったので、その後UK盤のCDを買いました。
殆どカバー曲ばかりですが、ブラックなフィーリングがとてもよいです。
ようべつで見たことあるのですが、シタールを演奏するブライアンがカッコよかったですね。
by 雨水 (2007-09-24 19:26)
xml_xslさん、niceありがとうございます。
by 雨水 (2007-09-24 19:27)